NVIDIA Dabbler の使用方法

NVIDIA® Dabbler™ は、NVIDIA DirectStylus 向けに最適化されている描画/ペイント用アプリです。

NVIDIA Dabbler を初めて起動すると、アプリの全機能の使用方法を説明するチュートリアルが表示されます。NVIDIA Dabbler には、必要に応じて表示または非表示を切り替えられるヘルプ ヒントも用意されています。

NVIDIA Dabbler の起動方法

  1. [すべてのアプリ] をタップします。
  2. [NVIDIA Dabbler] をタップします。

NVIDIA Dabbler ワークスペースについて

ツール バー。全般ツール バー (左) からは、読み込み、共有、保存印刷などの操作を実行できます。キャンバス ツール バー (右) には、背景設定のほか、複数のブラシや描画ツールが表示されます。

ワークスペース。ワークスペースには、プロジェクト用に選択したペーパー テクスチャまたは背景画像が表示されます。

管理

NVIDIA Dabbler のヘルプ ヒントの表示方法

  1. ツール バーの [ヘルプ] をタップします。
  2. 任意のアイコンやブラシ、機能をタップしてその説明を表示します。
  3. ヘルプ ヒントを非表示にするには、[ヘルプ] を再びタップします。
  4. または、任意の UI 項目を長押ししてヘルプを表示できます。

前の操作を元に戻す/やり直す方法

ツール バーの [元に戻す] または [やり直す] をタップします。

作業内容の保存方法

ツール バーの [保存] をタップします。作業内容のコピーがギャラリーに保存されます。作業を継続できますが、保存済みの画像が変更を反映して更新されるわけではありません。キャンバスをクリアする前に作業内容を再び保存してください。

作業内容の読み込み方法

ツール バーの [読み込み] をタップします。ローカル ストレージとクラウド ストレージの使用可能なキャンバスを示すダイアログ ボックスが表示されます。スワイプしてキャンバスを切り替え、選択するキャンバスをダブルタップします。

作業内容の印刷方法

ツール バーの [印刷] をタップします。印刷メニューが表示されます。これには、Google ドライブに保存するオプション (Gmail アカウントが必要) や、.pdf として保存するオプションが含まれます。

ツール バーの表示/非表示を切り替える方法

ツール バーを表示するには、 をタップします。

ツール バーを非表示にするには、 をタップします。

 

キャンバス ツール バーを表示するには、 をタップします。

キャンバス ツール バーを非表示にするには、 をタップします。

アートワークの作成

NVIDIA Dabbler ペイント スタイル

ツール バーの をタップして、ペイント スタイルを選択します。

スケッチ。スケッチには、マーカー、鉛筆、消しゴムの各ツールが含まれます。

水彩画。水彩画には、スパチュラを除くすべての描画/ペイント ツールが含まれます。重力、速乾、水分量の各機能に対応しているペイント スタイルは水彩画だけです。

油絵。油絵には、すべての描画/ペイント ツールが含まれます。スパチュラ ツールに対応しているスタイルは油絵だけです。

NVIDIA Dabbler のツール

ツール バーで、 のすぐ上にあるツール アイコンをタップすると、ツール選択用ダイアログ ボックスが表示されます。ツール アイコンによって表示される実際のアイコンは、選択されたツールによって異なり、次の表に示すいずれかのツールになります。

スパチュラ。スパチュラ ツールには油絵で使うスパチュラやヘラと同じ効果があります。スパチュラに対応しているスタイルは油絵だけです。

太いブラシ。太いブラシ ツールには先太ペイント ブラシと同じ効果があります。スケッチ スタイルでは太いブラシを使用できません。

細いブラシ。細いブラシ ツールには先細ペイント ブラシと同じ効果があります。スケッチ スタイルでは細いブラシを使用できません。

消しゴム。消しゴム ツールには消しゴムと同じ効果があります。目的の効果が得られるまで消しゴムを動かし続けてください。

鉛筆。鉛筆ツールにはグラファイト鉛筆と同じ効果があります。

マーカー。マーカー ツールには油性ペンと同じ効果があります。

現在選択されているブラシ半径 に対する筆圧の影響を調整するには、ダイアログの下部にある [筆圧感知] スライダーを使用します。

ブラシ スタイルの調整方法

ブラシの塗りつぶし強度 と相対的なブラシ半径 を調整するには、ツール バーのスライダーを使用します。実際のブラシ半径は、スタイラスの先端をタッチスクリーンに押し付ける圧力と角度によって制御されます。

カラー パレットの表示/非表示を切り替える方法

カラー パレットの表示/非表示を切り替えるには、 をタップします。

色のミックス方法

  1. パレット で色を 1 つタップします。
  2. 色ミキサーをタッチして、円を描くように指またはスタイラスを動かします。新しい色が以前に選択した色とミックスされます。新しい色をより多く追加するには時計回りにミックスし、以前に選択した色をより多く保持するには反時計回りにミックスします。
  3. ミキサーをクリアして白に戻すにはダブルタップします。

RGB カラーの選択方法

  1. パレット カラー セレクターをタップします。 カラー スライダーが開きます。
  2. 目的の カラーをタップします。

水分量の調整方法

Dabbler は、水分量を調整できるという点で水彩絵の具と同じ感触をもたらします。水分量調整に対応しているスタイルは水彩画だけです。

ペイントの湿り具合を増減させるには、パレット を開いて、水滴 をタップして、水分量をドラッグ操作で上下させます。

水分量のロック方法

時間の経過に伴って水がなくなるのを防ぐため水分量をロックするには、水分量を調整してからロック をタップします。

形状認識の使用方法

形状認識モードでは、円や正方形などの幾何学形状を描画するとそのことが検出され、形状が自動的に訂正されます。

ツール バーの [形状認識] をタップします。形状認識をオフにするには、もう一度タップします。

重力の使用方法

重力ツールには水彩画における重力と同じ効果があります。引っ張る力の方向、つまり「下」がどちらの方向になるかは、タブレットの向きに基づきます。重力に対応しているスタイルは水彩画だけです。

ツール バーの [重力] をタップします。重力をオフにするには、もう一度タップします。

水彩絵の具を速乾させる方法

Dabbler は、キャンバスが「乾く」までは色がゆっくり動いて見えるという点で水彩絵の具と同じ感触をもたらします。速乾に対応しているペイント スタイルは水彩画だけです。

ツール バーの [速乾] をタップします。

ベクトル形状の追加方法

ツール バーの [ベクトル形状] をタップします。

[形状]。現在使用しているベクトル形状。

[切り替え/変換]。使用可能なベクトル形状を切り替えるには、ハンドルをタップします。ハンドルを中心にベクトル形状を回転させるには、もう一方のハンドルをドラッグします。ベクトル形状の移動、拡大縮小、回転を行うには、両方のハンドルをドラッグします。

 

レイヤー

レイヤー操作へのアクセス

レイヤー操作の表示と非表示を切り替えるには、[レイヤー] をタップします。

次の表は使用可能なレイヤー オプションを示しています。

レイヤー ツール

[クリア]。レイヤーをクリアします。

[カメラ]。キャンバスとして適用する写真を撮ります。ネイティブのカメラ アプリを開きます。

[画像][写真] を開いて既存の画像をキャンバスとして使用します。

[用紙の選択]。背景に使用できる用紙を切り替えます。

[フィルター]。インポートした背景画像に適用する既存のフィルターをスワイプで切り替えます。

[ブレンド]。選択したレイヤーに対するブレンド機能メニューを切り替えます。

[可視性]。レイヤーの可視性を切り替えます。

[追加]。新規のレイヤーを追加します。

[マージ]。選択したレイヤーをその次の最下位レイヤーとマージします。

 

ダイアログ上部の近くにあるスライダーは、選択したレイヤーの透明度を調整します。

 

キャンバスのズーム/移動方法

キャンバスを拡大縮小するには、2 本指でピンチします。2 本指でスワイプすると、表示ウィンドウ内でキャンバスを移動できます。

 

共有

ビデオ録画

1.ツール バーの [共有] をタップします。

2.展開されたツールから、[録画] をタップします。

3.以下のいずれかの操作を選択します。

Twitch にブロードキャストするには、 をタップします。

自動録画するには、 をタップします。

手動録画するには、 をタップします。

スクリーンショットを撮影するには、[スクリーンショット] をタップします。

ファイル共有

1.ツール バーの [共有] をタップします。

2.以下のいずれかの操作を選択します。

.dab 形式でファイルを共有するには、 をタップします。

.jpg 形式でファイルを共有するには、 をタップします。

 

グローバル効果

ライティングを動的に調整する方法

キャンバス上でライティングの方向を調整するには、[動的ライティング] をタップします。円形スライダーが表示され、入射光の方向を調整できるようになります。

スタイラス専用モード

スタイラス専用モードのオンとオフを切り替えるには、[スタイラス専用] をタップします。スタイラス専用モードが有効になっていると、キャンバスに指が触れても無視され、スタイラスからの入力によってのみ描画操作が実行されます。スタイラス専用モードが有効になっている場合でも、指のタッチでツールを操作することは可能です。

 

 

 

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